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矯正に関する知識

葛飾区で矯正を検討中の方へ|費用と期間の目安まとめ5選!不安を解消する歯科医の徹底ガイド

白と淡いブルー基調で、矯正装置のイラストや費用・期間をイメージするアイコンを配置した、清潔感のあるアイキャッチ画像。

こんにちは。東京都葛飾区の歯医者、新小岩いろは歯科・矯正歯科 院長の細谷 亜沙美です。

下町情緒と新しい活気が共存するここ葛飾区においても、近年、歯並びに対する意識の変化を肌で感じています。以前は「矯正はお金持ちがするもの」「子供がするもの」というイメージが強かったかもしれませんが、今では就職や結婚を控えた20代、30代の方はもちろん、子育てがひと段落した40代、50代の方まで、幅広い年代の方が矯正治療をスタートされています。

しかし、いざ「矯正をしたい!」と思い立っても、インターネットで調べると「総額100万円」「期間は3年」といった数字が飛び交い、そのハードルの高さに二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。「葛飾区の相場はどれくらいなの?」「期間をもっと短くする方法はないの?」「安く見せる広告があるけど、本当に追加費用はないの?」といった疑問は、生活に密着した切実な悩みです。矯正治療は、人生の中でも大きな買い物の一つであり、長い時間をかけるプロジェクトです。だからこそ、曖昧な情報のままスタートするのではなく、費用と期間の「目安」と「仕組み」を正しく理解しておくことが、後悔しない治療への第一歩となります。今回は、葛飾区で矯正治療をご検討中の皆様に向けて、知っておくべき費用と期間の真実を、5つのポイントに絞って詳しく解説していきます。

1. 葛飾区の矯正費用の相場:大人の矯正と子どもの矯正の違い

矯正費用の比較表や資料を前に、アジア人歯科医が説明している様子を写した実写風カウンセリングシーン

まず、皆様が一番気にされる「費用の相場」についてお話しします。矯正治療は原則として公的医療保険が適用されない「自由診療」であるため、医院によって価格設定は異なります。しかし、葛飾区や江戸川区周辺のエリアにはある程度の「相場」が存在します。都心の一等地(銀座や表参道など)に比べると、テナント料などの関係から、やや抑えられた価格設定になっている傾向がありますが、それでも決して安いものではありません。

【大人の矯正(成人矯正)の相場】 永久歯が生え揃った中学生以降から大人の方の場合、全体的な矯正治療にかかる費用の総額は、およそ80万円〜110万円程度が一般的です。これには、装置代だけでなく、検査料や毎回の処置料などが含まれる場合の目安です。部分的な矯正であれば30万円〜50万円程度で済むこともありますが、噛み合わせ全体を整える場合は、やはり100万円前後を見込んでおく必要があります。

【子どもの矯正(小児矯正)の相場】 子どもの矯正は、成長段階に合わせて「第一期治療(骨格矯正)」と「第二期治療(歯列矯正)」の2段階に分かれます。

  • 第一期治療(6歳〜12歳頃):顎の骨を広げたり、成長バランスを整えたりする治療です。相場は35万円〜50万円程度です。
  • 第二期治療(12歳以降):大人の矯正と同じく、ワイヤーなどで歯を並べる治療です。第一期から移行する場合は、差額分(30万円〜50万円程度)を追加で支払う形になることが一般的です。

「高いな」と感じられるかもしれませんが、これは単に装置の値段ではありません。数年間にわたる歯科医師の技術料、精密な検査・診断、そして何より「一生涯の健康な歯並び」を手に入れるための対価です。極端に安い価格を提示している場合は、検査料が含まれていなかったり、特定の装置に限定されていたりする可能性があるため、注意が必要です。

2. 装置による費用の差:ワイヤー、裏側、マウスピースの価格比較

ワイヤー矯正の歯の模型見本一つとインビザライン見本一つが白い診療台に並んだイメージ写真(人物なし)

矯正治療の費用は、選択する「装置の種類」によっても大きく変動します。それぞれの特徴と価格帯の目安を知っておくことで、ご自身の予算に合わせた選択が可能になります。

① 表側ワイヤー矯正(メタルブラケット・審美ブラケット) 最もスタンダードで、歴史があり、あらゆる症例に対応できる方法です。金属製のブラケットを使用する場合が最も安価で、70万円〜90万円程度です。しかし、見た目を気にして白や透明の「審美ブラケット」や「ホワイトワイヤー」を選択すると、材料費が高くなるため、プラス5万円〜10万円程度の追加費用がかかることが一般的です。

② 裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正) 歯の裏側に装置をつけるため、正面からは全く見えないのが最大のメリットです。しかし、高度な技術が必要であり、オーダーメイドの装置を作製するコストもかかるため、費用は最も高額になります。相場としては110万円〜150万円程度となります。「絶対に人に知られたくない」という方には最適ですが、予算との相談が必要です。上の歯だけ裏側、下の歯は表側にする「ハーフリンガル」という方法であれば、費用を少し抑える(100万円〜120万円程度)ことができます。

③ マウスピース矯正(インビザラインなど) 透明なマウスピースを交換していく方法で、現在非常に人気があります。費用は80万円〜110万円程度と、表側ワイヤー矯正(審美ブラケット)とほぼ同程度か、やや高いくらいの設定が多いです。ただし、マウスピース矯正には、前歯だけの部分矯正プラン(ライトプランなど)もあり、その場合は40万円〜60万円程度で済むこともあります。 ご自身の歯並びの難易度によって、適用できるプランや費用が変わってくるため、まずは精密検査を受けて「自分の場合はいくらかかるのか」を確認することが大切です。

3. 治療期間の目安と仕組み:なぜ年単位の時間が必要なのか?

費用と同じくらい気になるのが「期間」です。「結婚式までに治したい」「留学前には終わらせたい」といった目標がある方も多いでしょう。矯正治療にかかる期間は、大きく分けて「動的治療期間(歯を動かす期間)」と「保定期間(歯を固定する期間)」の2つがあります。

【動的治療期間の目安】 全体的な矯正の場合、平均して1年半〜3年程度かかります。 「なぜそんなにかかるの?」と思われるかもしれませんが、歯は骨の中に埋まっており、無理に強い力をかけて早く動かそうとすると、歯の根が溶けたり(歯根吸収)、神経が死んでしまったりするリスクがあります。生体反応を利用して、1ヶ月に0.5mm〜1mm程度ずつ、ゆっくりと安全に動かしていく必要があるため、どうしても年単位の時間が必要になるのです。 抜歯が必要なケースや、骨格的なズレが大きいケースでは期間が長くなり(2年半〜3年)、非抜歯で整えられる軽度なケースでは短くなる(1年半〜2年)傾向があります。部分矯正であれば、数ヶ月〜1年以内で終わることもあります。

【保定期間の目安】 装置が外れた後、歯は元の位置に戻ろうとします(後戻り)。これを防ぐために「リテーナー(保定装置)」をつける期間が、**動的治療期間と同じくらい(約2年〜3年)**必要です。「装置が取れたら終わり」ではないことを、あらかじめ知っておいてください。 つまり、トータルでのお付き合いは長く続きます。だからこそ、通いやすい立地や、信頼できる歯科医師を選ぶことが重要なのです。

4. 費用の負担を軽くする「医療費控除」と「デンタルローン」の活用術

デンタルローンのイメージ

100万円近い費用を一括で支払うのは、家計にとって大きな負担です。しかし、国の制度や支払い方法を賢く利用することで、実質的な負担を軽減したり、月々の支払いを抑えたりすることが可能です。

① 医療費控除(確定申告) これが最も強力な節約術です。矯正治療は、審美目的(単に見た目を良くするだけ)の場合は対象外ですが、「噛み合わせの改善」など治療目的であると診断されれば、医療費控除の対象となります。大人の矯正でも、咀嚼機能に問題がある場合が多いため、多くのケースで認められます。 例えば、年収500万円の方が100万円の矯正治療を受けた場合、確定申告をすることで、所得税と住民税を合わせて約20万円〜30万円程度が戻ってくる(安くなる)可能性があります。実質的な治療費が2〜3割引きになる計算ですので、領収書は必ず保管し、忘れずに申告しましょう。

② デンタルローンと院内分割払い 当院を含め、多くの歯科医院では「デンタルローン」を導入しています。これは、信販会社が治療費を立て替え、患者様が分割で支払うシステムです。最大84回や120回などの長期分割が可能で、月々1万円〜2万円程度の支払いで矯正治療を始めることができます。「貯金が貯まるまで待つ」のではなく、「今すぐ始めて、無理なく払う」という選択ができるのがメリットです。また、金利手数料がかからない「院内分割払い」を用意している医院もありますので、カウンセリング時に相談してみてください。

5. 見落としがちな「トータルコスト」:調整料や保定装置代の確認

歯と貯金箱

最後に、見積もりを見る際の重要な注意点をお伝えします。提示された金額が「治療のすべて」を含んでいるかどうかを確認してください。 矯正治療の料金体系には、大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. 処置料別払い制:初期費用(装置代)は抑えられていますが、毎回の通院ごとに「調整料(処置料)」として3,000円〜5,000円程度がかかるシステムです。治療期間が長引けば長引くほど、総額が増えていくため、最終的なコストが見えにくいというデメリットがあります。
  2. トータルフィー制度(総額提示方式):治療開始から終了までにかかる全ての費用(検査料、装置代、毎回の調整料、保定装置代など)を、最初に提示するシステムです。当院もこのシステムを採用していますが、最大のメリットは「追加費用がかからない」という安心感です。治療が予定より長引いても、追加の支払いはありません。

「安いと思って契約したけれど、毎月の調整料や、保定装置代、抜歯代などが別で、結局高くついた」というトラブルを防ぐために、「卒業(治療完了)までに支払う総額はいくらですか?」と必ず確認しましょう。また、万が一装置を紛失した場合や、治療計画を変更する場合の費用についても聞いておくと安心です。

まとめ

矯正治療中のアジア人女性の口元

葛飾区で矯正治療を検討されている方へ、費用と期間の目安について解説しました。

  1. 相場:大人の矯正は総額80万〜110万円、子どもの矯正(一期)は35万〜50万円が目安。
  2. 装置:表側ワイヤーが標準。裏側は高額。マウスピースはワイヤーと同等かやや高め。
  3. 期間:歯を動かすのに1年半〜3年、その後保定期間が数年必要。
  4. 負担軽減医療費控除で税金が戻る。デンタルローンで月々の支払いを抑える。
  5. 総額確認:調整料などが含まれたトータルフィーかを確認し、追加費用の不安をなくす。

矯正治療は、費用も期間もかかりますが、それによって得られる「自信に満ちた笑顔」と「一生涯の健康」は、何物にも代えがたい価値があります。 新小岩いろは歯科・矯正歯科では、費用の透明性を大切にし、患者様一人ひとりのライフプランに合わせた無理のないお支払い方法をご提案しています。「自分はいくらかかるの?」「期間はどれくらい?」と気になった方は、まずは当院の無料相談へお越しください。あなたの未来への投資を、私たちが全力でサポートさせていただきます。

以上、東京都葛飾区の歯医者 新小岩いろは歯科・矯正歯科、院長の細谷 亜沙美でした。

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